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1 美味しいアスパラの見分け方
2 アスパラの保存方法
3 アスパラの栄養素
鮮度が命のアスパラですが、残念ながら店頭に並ぶまではかなりの時間がかかってしまいます。
そこで少しでも新鮮なアスパラを見分けるコツをご紹介します。
1 根本から穂先までまっすぐなもの
アスパラは上に向かって成長しようとするため、寝かせて保管すると自身のエネルギーを消費して曲がってしまいます。
曲がってしまった分だけ鮮度と甘みが落ちていきますので、なるべくまっすぐなアスパラを選びましょう。
2 切り口が乾燥していないもの
新鮮なアスパラは切った瞬間に水分が溢れてきます。 乾燥しているものは避けましょう。
3 根本が太くて重いもの
根本が太く重いアスパラはしっかりと水分と栄養を溜めています。
その分だけ時間がかかっても鮮度を保つことができるので、根元を良く見ましょう。
4 はかまが少ないもの
アスパラには褐色の三角形のはかまと呼ばれるもの(下の写真の赤い○で囲ってある部分)がありますが、これが少なければ少ないほど美味しいアスパラの証拠です。
※はかまが紫色がかっているのは普通なので安心してください。
5 穂先が固いもの
穂先が柔らかく開いているものは成長しすぎか、鮮度が落ちている可能性があります。 なるべく穂先が締まっていて硬めのものを選びましょう。
6 全体的に鮮やかな緑色のもの
採れたてのアスパラは全体的に鮮やかな緑色ですが、時間がたつと少し黄色を帯びてきます。
※先端が紫色がかっているのは普通なので安心してください。
7 適切な陳列方法
アスパラは「熱」と「横向きに置かれること」をとても嫌います。
冷蔵状態で縦に陳列されているものを選びましょう。
せっかく購入するなら以上のことに気を付けて、少しでも新鮮で美味しいアスパラを選びましょう。
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アスパラを保存する際には新聞紙やビニール袋に入れ、野菜室に立てて保存しましょう。
ビニール袋はなるべく野菜向けの鮮度保持袋をご利用下さい。
鮮度保持袋が汚れるのを防ぐため、ビニール袋に入れてから鮮度保持袋へ入れる方もいらっしゃいますが、それでは鮮度を保持するための技術が無駄になりますので、ご注意下さい。
当農園で使用している鮮度保持袋と同じ技術を流用したものがこちらになります。
牛乳パックなどを半分に切って入れると安定します。切り口には十分注意して。
アスパラは薬用として利用されるほど栄養価が高いのはご存知でしょうか?
まず注目すべきはアスパラギン酸。
これはサプリメントや栄養ドリンクにも多く利用されているので目にしたことがあると思いますが、 疲労回復やスタミナ強化に効果があります。
スポーツ選手などがアスパラギン酸を摂取することでスタミナが増強されることもわかっています。
また毒素であるアンモニアを体外に排出する作用により肝臓、神経、細胞を保護します。
そしてコラーゲンにはアスパラギン酸が含まれていることから、美容効果も期待され、多くの化粧にも利用されています。
メチルメチオニンは胃のトラブル全般に効果があるといわれ、
医薬品として利用されているので、ストレス過多の現代社会にはピッタリ。
ルチンは蕎麦などにも含まれる栄養素で、視力低下、緑内障、白内障の予防に効果があります。
他にも糖尿病の予防効果があり、中国では漢方薬として使用されていますし、
血管の補修作用による動脈硬化の予防改善、脳梗塞の予防、高血圧の予防効果もあります。
そして女性に嬉しい美肌効果として、ビタミンCを効率的に吸収させる効果があるため、美肌と美白の効果が期待できます。
ビタミンAは目の健康に欠かせないビタミンとして知られていますし、がん抑制効果もあります。
さらに皮膚の新陳代謝を促進する効果もあり、美肌効果、乾燥肌やニキビも改善できます。
ビタミンCは骨を丈夫にしたり、シミの予防、肌のハリの維持、風邪の予防効果があります。
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